「KiteRa Pro」導入3,000事務所突破記念 リアルセミナー・開催レポート

「安心して働ける世界をつくる」をミッションに掲げ、社内規程DXサービス「KiteRa Biz(キテラビズ)」と社労士向けサービス「KiteRa Pro(キテラプロ)」を提供する株式会社KiteRa(代表取締役 執行役員 CEO:植松隆史、本社:東京都港区、以下「当社」)は、2026年5月13日(水)に東京コンベンションホールにて、『KiteRa Pro 導入3,000事務所突破記念 リアルセミナー!「労基法改正」「IPOの労務監査」ー社労士のその実務は、次代に通用するかー』を開催いたしました。

本セミナーは、告知開始直後に定員200名が満員御礼となるほど、注目度の高いイベントとなりました。
当日の会場には、社会保険労務士の先生方をはじめ、人事・労務に関わる皆さまにご来場いただき、これまで「KiteRa Pro」をご活用・応援くださっている先生方へ感謝をお伝えするとともに、これからの社会保険労務士実務に求められる学びと気付きをお届けする場となりました。

この記事では、当日の様子をお届けします。

イベント概要

名称「KiteRa Pro」導入3,000事務所突破記念 リアルセミナー!
「労基法改正」「IPOの労務監査」ー社労士のその実務は、次代に通用するかー
会期2026年5月13日(水) 14:00〜17:00
開催場所東京コンベンションホール
主催社株式会社KiteRa

セミナー開催の背景

近年、社会保険労務士に期待される役割は、法令対応や手続き支援に留まらず、企業の労務リスクへの対応やガバナンス基盤の整備を支える方向へと広がっています。そうした中、社会保険労務士を取り巻く環境にはいま、大きな変化が生じています。


その象徴的な動きのひとつが、労働基準法にとって40年ぶりの大幅な見直しといわれる改正議論です。2026年の国会への改正案提出は現段階では見送りの方向となりましたが、改正そのものが消えたわけではなく、動向は引き続き注目を集めています。

また、第9次社会保険労務士法改正においては、法令・労働協約・就業規則・労働契約の遵守状況を監査すること、すなわち「労務監査」が社会保険労務士業務として法律に明記されました。あわせて第1条には「活力ある経済社会の実現に資することを使命とする」という文言も加えられており、社会保険労務士が企業の成長を支える存在として法的に位置づけられた、大きな意味を持つ改正といえます。

適正な労働環境の形成や労務リスクへの備えに対する期待が高まる中で、社会保険労務士の専門性はこれまで以上に重要になっています。

こうした変化を踏まえ、2019年の創業以来多くの先生方に支えられてきた株式会社KiteRaは、2026年4月に創業7周年を迎え、「KiteRa Pro」導入事務所数が3,000所を突破するという節目を機に、各分野を代表するお二人の先生をお招きしたリアルセミナーを企画。これまで弊社を支えてくださった社会保険労務士の先生方への「恩返し」として、業界の未来を共に拓いていく学びの場をご提供いたしました。

会場スタンバイの様子

セミナー開演前と休憩時間には、会場後方に規程業務DXサービス「KiteRa Pro」ブースを設置し、「サービスの活用方法を直接相談したい」という先生方はもちろん、「まずは少しだけ話を聞いてみたい」という先生方にもお気軽にお越しいただきました。また、労務監査クラウドサービス「ヨクスル」のご案内も実施し、多くの先生方にお立ち寄りいただきました。

リアル開催ならではの距離感で、オンラインではお話ししきれない具体的なご相談や、先生方からの率直なお声を直接伺うことができる貴重な時間となりました。

▲開演前の受付の様子
▲規程業務DXサービス「KiteRa Pro」、労務監査クラウドサービス「ヨクスル」の展示ブースの様子

開会挨拶

セミナーの冒頭では、株式会社KiteRa 代表取締役 執行役員 CEO 植松隆史より、開会の挨拶を申し上げました。

「KiteRa Pro」が3,000以上の社会保険労務士事務所に導入されるに至ったことについて、「この数字は先生方とともに積み重ねてきた歩みそのもの」と述べ、創業以来「共創」を大切にしてきたことへの感謝を改めてお伝えしました。

また、第9次社会保険労務士法改正で「労務監査」が法律上に明記されたことや、今夏に予定されるコーポレートガバナンス・コードの改訂など、業界が大きな転換期を迎えていることに触れ、KiteRaとして2026年2月に労務監査クラウド「ヨクスル」を提供する株式会社全国労務診断協会をグループ会社に迎えた経緯をご説明しました。

「KiteRa Pro」と「ヨクスル」を組み合わせることで、社内規程の整備から運用状況の点検・改善までを先生方が顧問先と伴走しながら継続的に支援できる。そうした未来の姿を力強く語り、挨拶を結びました。

これからの社会保険労務士に求められる2つのテーマ

本セミナーでは、これからの社会保険労務士実務に大きく関わるテーマとして、2つのセッションを実施しました。

第1部社労士の職域拡大を実現するIPOの労務監査の実務と展望
第2部労基法改正のゆくえ

労働基準法の見直しをめぐる議論や、IPO準備における労務監査の広がりなど、社会保険労務士の先生方が顧問先企業を支援するうえで押さえておきたいテーマに、会場の皆さまも熱心に耳を傾けていました。

第1部:社労士の職域拡大を実現するIPOの労務監査の実務と展望

第1部では、野中社会保険労務士事務所 代表・特定社会保険労務士の野中健次氏に、「社労士の職域拡大を実現するIPOの労務監査の実務と展望」をテーマにご講演いただきました。

▲野中社会保険労務士事務所 代表 特定社会保険労務士 野中健次氏

近年、東京・福岡・札幌など各地のプロマーケットをはじめ、上場の選択肢が広がるなか、IPO準備における労務監査への関心が高まっています。会計監査では見えにくい労務リスクに対し、社会保険労務士が専門的な知見をもって関与することは、企業の成長や資本市場の信頼性を支えるうえでも重要な役割を担います。

野中氏からはこのような背景を踏まえ、IPO準備における労務監査の位置付けや、社会保険労務士が果たすべき役割について解説いただきました。監査が単なるチェック作業ではなく、労務リスクを可視化し企業の信頼性を担保する「保証業務」であるという本質的な意義や、監査人として求められる独立性・職業的懐疑心の重要性についても丁寧に説明されました。また、社会保険労務士が経営者のビジネスパートナーとして新たな職域を切り拓くための具体的な実務アプローチにも踏み込んだ内容となりました。

参加者からは、手続き支援に留まらないこれからの社会保険労務士の新しい職域を考える機会として、多くの反響をいただきました。

第2部:労基法改正のゆくえ

第2部では、早稲田大学 法学学術院教授 水町勇一郎氏に「労基法改正のゆくえ」をテーマとしてご講演いただきました。

▲早稲田大学 法学学術院教授 水町勇一郎氏

2018年の働き方改革を受けた5年見直しとして議論が進められてきた今回の労基法改正。労働基準法の見直しをめぐる議論は、社会保険労務士の実務にも直結するテーマとして、引き続き大きな注目を集めています。

水町氏には、法改正の議論の最前線に長年携わっている立場から、単なる法令解説にとどまらない深い視点でその背景と方向性を解説していただきました。「裁量労働制や変形労働時間制をめぐる見直し議論が、顧問先の労務管理にどう影響するか」「過半数代表者の選出・運営に関して、社会保険労務士として押さえておくべきポイントは何か」といった、実務に直結する論点についても丁寧に言及されました。

幅広く深い視野からの解説に、会場の参加者は真剣な表情でメモを取り続けていました。質疑応答の時間には踏み込んだ質問が相次ぎ、水町氏と直接対話できる貴重な機会となりました。

閉会挨拶

セミナーの締めくくりとして、株式会社KiteRa Pro事業本部 事業副本部長 宇津野智より、閉会の挨拶を申し上げました。

宇津野は、水町氏・野中氏への感謝を述べるとともに、「IPOの労務監査や労基法改正への対応など、社会保険労務士の先生方が顧問先に提供できる価値と支援の幅は、これからさらに広がっていく」と、当日の講演を振り返りながら社会保険労務士の役割の重要性を改めてお伝えしました。

最後に、遠方からお越しの先生方も含め、足をお運びいただいたことへの感謝と、先生方のさらなるご活躍への期待を込めた言葉とともに、セミナーの幕を閉じました。

参加者アンケート

セミナー全体の満足度

セミナー参加者へのアンケートでは、各セッションにおいて、「とても参考になった」「参考になった」と回答した方が98.7%となりました。多くの先生方に、実務に活かせる学びをお持ち帰りいただけたことを大変嬉しく思います。
※各講演への回答結果を合算して集計

今後注力していきたい業務 ※複数回答 n=141 ※任意回答項目

「コンサルティング/労務相談」が8割超(81.6%)でトップとなる一方、「労務監査」が52.5%と続き、労務監査への関心の高さが際立つ結果となりました。法改正や社会保険労務士法改正を背景に、先生方の業務範囲がより戦略的・専門的な領域へとシフトしていることが、数字からも読み取れます。


今回のセミナーが、先生方の今後の方向性を考える一助となれば幸いです。

参加者の声

  • 実務に直結する話をお二人の先生に熱く語って頂き非常に感動した。
  • 有料級の非常に内容の濃いセミナーでした。ありがとうございました。
  • 参加無料でしたが、完全に有料級の内容だったと思います。折に触れて復習しよう。
    地方から出てきたので交通費もかかりましたが、交通費を考えても十分満足できる内容でした。はるばる行ってよかった!!
    実務に直結するお話で大変有意義でした!
  • 実務に寄り添ったお話、大変参考になりました。
  • 両先生のお話、大変ためになりました。名刺交換もでき、今後何らかのつながりができると嬉しいです。

最後に

告知開始直後に満員御礼となった本セミナー。遠方から足を運んでくださった先生方も多く、ご参加くださった全ての皆さまへ心より感謝申し上げます。

「KiteRa Pro」は、社会保険労務士の先生方の「手続き業務の先にある新たな職域」を、社内規程DX、労務監査クラウドという側面から支え続けてまいります。企業のあるべきルールの「整備・点検・改善」を、先生方と顧問先企業が伴走しながら継続的に実現できる環境づくりに、KiteRaはこれからも真摯に取り組んでまいります。

今後も、KiteRaだからこそ開催できる、社会保険労務士業界のさらなる発展に貢献できる場と情報の発信を続けてまいります。ぜひ次回もご期待ください!

社労士向け規程業務効率化サービス「KiteRa Pro」について

「KiteRa Pro」は社内規程の関連業務の効率化と、付加価値向上をサポートするクラウドサービスです。

サービス名:KiteRa Pro(キテラプロ)
URL:https://kitera-cloud.jp/pro/
提供開始:2019年4月

株式会社KiteRaについて

「安心して働ける世界をつくる」をミッションに掲げ、安心して働くためのルール(仕組み)である社内規程をテクノロジーの力で簡単に正しく運用できる社内規程DXサービス、企業向けの「KiteRa Biz」と社労士向けの「KiteRa Pro」を展開しています。今後も社内規程を通じて誰もが安心して働くことのできる世界の実現を目指します。

名称 株式会社KiteRa
所在地 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル7階
代表者 代表取締役 執行役員 CEO 植松隆史
設立 2019年4月1日
事業内容 社内規程クラウド「KiteRa」の企画・開発・運営
コーポレートサイト https://www.kitera.co.jp/
主要サービス 企業向けSaaS「KiteRa Biz」
https://kitera-cloud.jp/biz/
社労士向けSaaS「KiteRa Pro」
https://kitera-cloud.jp/pro/

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